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視力の悪い人が見る世界を体験できる視力シミュレーター「Eye Sim」

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裸眼の人の方が少ない時代になりました。本日ご紹介するのは、視力の悪い人の世界を体験できる視力シミュレーター「Eye Sim」です。ただモザイクがかったようにも見えますが、実は複雑なアルゴリズムが使われています。

 

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複雑なアルゴリズムで目の見えない人の視界を再現

「Eye Sim」は入力した視力データから、その視力を持つ人の目に映る世界を再現する視力シミュレーターです。視界の再現は、複雑なアルゴリズムにより「ゼルニケ多項式」なるものを生成して映し出しているそうな。ハーバード大学とウォーリック大学の物理学者によって開発されたシミュレーターです。

 

使い方はとても簡単で、ページの上部のフォームに再現したい視力を入力して「Simulate」ボタンを押せばOK。少し時間がかかりますが、しばらくすると視力に応じた視界が描画されます。

 

右目・左目それぞれで下記の3つの値を指定できます。

  • Sph(球面度数)
  • Cly(乱視度数)
  • Axis(乱視軸)

球面度数とは、近視・遠視の度合いのことで、数値がマイナスであれば近視を、プラスであれば遠視を表します。乱視度数は乱視の度合いを、乱視軸は目の見えにくい角度を表しています。

 

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試しに -8.0 / -8.0 で作ってみた画像はこんな感じ。だいぶ、ぼやけていますね。興味ある物好きな方は少ないかもしれませんが、気になる方は下記のシミュレーターで実際に体験してみてください。

 

あとがき 

度数を上げるとかなり視界がぼやけます。-10を越えると、正直、かなりしんどいですね。私もコンタクトを使っていますが、だいたい度数は 2.75 〜 3.75 程度。今のところ視力の低下は止まったようなので一安心ではありますがが。