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ボタン押下の組み合わせでタイピング!片手で打てる世界最小で最軽量のキーボード「Twiddler 3」

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iPhoneのフリック入力も慣れてくるとそこそこ高速に文字入力できますが、慣れてきたらそんな感覚に近づけるのでしょうか。本日は、片手で打てる世界最小で最軽量なキーボード「Twiddler 3」のご紹介です。ボタンの数が少ない代わりに、ボタン押下の組み合わせでカバーしています。

 

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12個と4個のボタンで片手操作する世界最小最軽量なキーボード

「Twiddler 3」は今までも誰も見たことが無い形をした片手操作専用キーボードです。正面にはキーボードに対応した12個のボタン、そして背面上部には「Num」「Alt」「Ctrl」「Shift」の4個のボタンが配置されています。

 

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片手にすっぽり収まるこのサイズのキーボードなら、入力する場所を選ばないので、スマートフォンやタブレットでは時として便利に使えるかもしれません。

 

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「Twiddler 3」は様々なデバイスにワイヤレスで接続できます。特にウェアラブル端末での利用を意識して設計されているようです。確かに、スマートウォッチや Google Glass などのウェアラブル端末はその小ささ故に文字入力が非常に難しいので、便利に使えるかもしれません。

 

ボタン押下の組み合わせによって入力する文字を決定

この片手で握って使用するキーボードは、ボタンが少ない分、ボタン押下の組み合わせによって文字入力をカバーしています。例えば、左上の赤色のボタンと真ん中列一番下の「M N W」のボタンを同時に押せば、赤色の「N」が入力される仕組みです。

 

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同じボタンでもパターンによって入力する文字を分けるという意味では、さながらiPhoneでのフリック入力と似たような感覚でしょうか。iPhoneよりもボタンが多い分、慣れてしまえばフリック入力よりも高速に打てそうな気もします。

 

丁寧にチュートリアルも用意されているので、興味ある方はどうぞ。

 

この「Twiddler 3」現在は事前募集で募った開発者向けにのみ販売しており、残念ながら一般販売は行われていません。人気が出たら一般向けに発売されるかも?今のところウェアラブル端末がそこまで流行っていく兆しが無いので、ちょっと厳しい気もしますが。

 

あとがき 

よくよく考えるとフリック入力って凄いですね。ガラケーから乗り換える際は苦労したのを覚えていますが、今はとても快適ですし、みんな当たり前のように使っている。 この手の新しいけど画期的かもしれないものは、学習コストは高くつくため敬遠されがちですが、ニーズを正しく捉えていれば、例えそれが小さな範囲でも、時間をかけて少しずつ浸透していくものだと思います。この片手キーボードがどうなるかは分かりませんが...