青空文庫をLINE風に読める「文豪メッセンジャー」が秘かに人気
青空文庫をLINE風に読める「文豪メッセンジャー」が人気を集めています。メッセンジャーをやりとりしている感覚で、青空文庫に収録された歴代の文豪の名作を読むことができます。文章を解析して一定のルールに基づき表示させる仕組みを持っているので、URLを指定して文章を読み込むことで、青空文庫に収録されている本は全て読む事ができます。
青空文庫をLINE風の画面でトーク感覚で読める
文豪メッセンジャーは青空文庫をLINEもどきのメッセンジャー風画面で読む事ができるWEBアプリです。たとえば、太宰治の「走れメロス」や宮沢賢治の「注文の多い料理店」など、青空文庫に収録されている本であれば、まるでLINEでトークをしているかのような感覚で読む事ができます。
青空文庫に登録されている本であれば、作品を読み込んで文豪メッセンジャーで読む事が可能です。
文豪メッセンジャーの仕組み
文豪メッセンジャーは青空文庫の文章を解析し、ある一定のルールに従ってメッセンジャー風に表示させています。
- 作品部分から「」を抽出し会話風に表示
- 会話以外の部分はお知らせメッセージとして表示
- トークボタンをクリックすると5%の確立で著者名で画像検索した結果をスタンプとして表示
シンプルな仕組みですが、それっぽく見えて完成度はなかなか高いです。何度もクリックして先に進めなければならないので、通常本を読む感覚でいると煩わしいですが、逆に流し読みできないのでしっかり読めて良いという意見もあるとか。なかなか、目の付けどころが良いアイデアですね。
その他LINE風画面のWEBサイトやアプリ
LINE風のサイトと言えば、少し前にこんなサイトもTwitterで拡散されて流行りました。
このサイト、どっきりサイト・GIFアニメサイトを手掛ける開発者が作った「いじめ啓発のジョークサイト」とのことですが、かなりリアルに作り込まれていて笑えない感じになっています。気分が落ちるかもしれませんが、気になる方はご覧下さい。
他にも、LINE風(メッセンジャー風)の画面でメモを取れる「バルーンメモ」というアプリもあります。
くまもんのバルーンメモもありました。
あとがき @aiza_waiさんをフォロー
今の時代、APIは世に山程出ているので、この手のWEBアプリはそれらをいかに機転を効かせて表現できるかが鍵ですね。次から次への新しい何かが出てくるので、忘れ去られてしまうのも早いですが。