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容量大幅増加でPCまるごとバックアップ!「Dropbox Pro」が料金据え置きで1TBに増量&共有詳細設定機能・遠隔削除機能が個人ユーザーでも利用可能に

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Dropboxの個人向け有料プランがプラン1本化のお値段据え置きで大幅容量アップです!個人向け有料プランである「Dropbox Pro」のストレージ容量が従来の100GBの価格9.99ドル(1200円)のままで、1TB(1000GB)の10倍に増量されました!もともとビジネスプランで提供されていた機能も使えるようになり、有料プラン利用ユーザーにとってはかなり嬉しいサービス改訂になっています。

 

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個人向け有料プランが9.99ドル(1200円)で1TBのプランに1本化 

従来の個人向け有料プランは下記の3つのプラン展開でした。

  • 100GB:9.99ドル
  • 200GB:19.99ドル
  • 500GB:49.99ドル

今回のサービス改訂で、個人向け有料プランが

  • 1TB:9.99ドル(1200円)

に一本化されました。月額料金は従来の100GBプランのままで、一気に容量が10倍提供されることに。一気に増えた管理画面を見ると、何を保存しようか逆に迷ってしまう感じです。

 

共有詳細設定機能と遠隔削除機能も利用可能に

容量アップに加えて、新機能も追加されています。もともとビジネスプランで提供されていた共有詳細設定機能遠隔削除機能が利用可能なりました。

 

共有詳細設定機能

ファイル共有時の画面に「可視性/有効期限を設定」というリンクが新たに追加されています。ここから、共有ファイルの対してパスワードを設定したり、閲覧可能な有効期限を設定する事ができるようになりました。

 

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また、フォルダの共有オプションで編集・閲覧権限、所有者の指定を設定できるようなりました。

 

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遠隔削除機能

遠隔削除機能は設定画面のセキュリティタブでデバイスのリンクを外す時、チェックボックスにチェックを入れることで、その端末がオンラインに接続されたタイミングでDropboxのファイルを全て削除してくれます。

PCを紛失してしまった場合に、中身を見られたくない場合にこのチェックを入れれば、ローカルに保存されているファイルも全て削除してくれます。

 

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ここまで容量が増えるとバックアップにも有効活用できる

今使っているiMacのディスク使用量が600GB程度なので、全てDropboxに収まってしまいました。現在、バックアップはAppleのTime Capsule(2TB)を使っていますが、まるっとPCのデータを入れてしまえばバックアップとしても有効活用できるかと思います。

Dropboxはバージョン管理機能も持っているので、過去30日までなら復元です。それほど厳密な世代管理が必要無ければ、日常のバックアップとしては十分かと思います。

 

あとがき 

もともと、開発環境をPC間で同期させたいために契約したDropboxでしたが、もはや開発環境に留まらずほぼ全てを同期できそうです。ただ、クラウド側がここまで大きくなると、今後は受け手のローカル側に十分な容量が無いケースが出てくると思うので、デバイス別に同期フォルダを細かく指定できる機能のニーズが今後出てくるかもしれません。

 

もはやここまで増えてしまうと、他の人を招待して1GB追加するモチベーションほとんど失われてしまっていますが、まだアカウントを持っていなくてDropboxに興味がある方はよろしければ下記からどうぞ。ちなみに無料プランの容量は2GBです。