世界初!水を入れればスマホが30回充電できる紙パックのマグネシウム空気電池「マグボックス」
3.11の教訓を経て、世界初の紙パック電池が生まれました!古河電池と凸版印刷が共同で開発したマグネシウム空気電池「マグボックス」は、水を入れるだけでスマホが30回充電できる電池になります。
紙容器に水を入れれば電力が供給できる
非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」は、水を入れるだけで電力が供給できる非常用の電池です。紙でできているので廃棄がしやすいのも特徴です。古河電池と凸版印刷で共同開発された商品で、2014年12月から製品として発売予定です。
「マグネシウム空気電池」とはマグネシウムを負極物質、空気中の酸素を正極物質として、海水や水を入れるだけで発電できる仕組みだそうです。小難しい化学の話に踏み込みそうなので、興味がある方は下記のWikiをご確認下さい。
スマホを最大30回充電できる
最大電気量は300Whで出力端子はUSB端子が2個ついています。重さ、大きさは下記の通り。水を入れるとそれなりに重いです。
- 大きさ: 233mm × 226mm × 226mm
- 重さ(注水前): 1.6キロ
- 重さ(注水後): 3.6キロ
1つのマグボックスでスマホを最大30回充電できます。
3.11の教訓を経て災害時を想定して開発された非常用電池
マグボックスは東日本大震災の教訓を踏まえて開発された商品です。避難所に設置しておけば、災害時のスマートフォンの充電などに活用できます。首都直下型地震も時間の問題と叫ばれている今日この頃。発売され各自治体で常備していれば、もしもの時に力を発揮してくれそうです。
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