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「.nagoya」「.tokyo」「.みんな」最近トップレベルドメイン(gTLD)が激増する理由とは?

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「.nagoya」「.tokyo」「.みんな」などなど、一般トップレベルドメインgTLD、いわゆるサイトURLの末尾につくドメイン)がここ最近、爆発的に増加しています。これまでは「.com」「.jp」など昔からあるドメインだけでしたが、なぜここ最近ドメインがどんどん増え続けるのでしょうか?

 

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gTLDが増える理由は管理団体ICANNがルールを緩和したから

少し前まではインターネットで使えるドメインは「.com」「.jp」など22種類に限定されていました。しかしながら、2012年に管理団体であるICANNがそのルールを緩和したため、2013年末ごろから世界中で新たなドメインがどんどん誕生しています。

ちなみにICANNは「The Internet Corporation for Assigned Names and Numbers」の略称だそうです。日本人には非常に覚えにくい名前です。

 

現在どのようなドメインが申請されているのか?

新gTLDにはどのようなものが申請されているのか、気になったので調べてみました。下記から、現在申請中のドメインの一覧が確認できます。

 

一覧を眺めてみると、日本企業のドメインも実は申請されています。

  • .canon(キヤノン株式会社
  • .hitachi(株式会社日立製作所

他にもいくつかピックアップしてみると、

  • .web
  • .car
  • .love
  • .movie
  • .music

など汎用的なドメインもちらほら申請が上がっています。

 

お名前.comはウハウハ?

日本でドメインとるなら圧倒的にオススメなのは「お名前.com」です。ICANNから認定を受けた公式のレジストラという事もあって、おそらく日本では最も有名ではないかと思います。

 

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価格面も非常にリーズナブルで、特に、年に何回かやっているキャンペーンを狙ってドメインを作れば「年間180円」など、非常に安い値段で取得することができます。

ドメインレジストラのビジネスモデルって、どんな感じなんでしょうか。ドメイン使うために我々はお金払っているので、収益部分は分かりやすいですが、費用については不透明な部分が多いです。仕組みの維持費はかかっているとして、ドメインの利用料的なものはどのくらいかかっているのでしょうか。インターネットで検索してもなかなか出てきません。ドメインの種類が変われば支払う金額も違うので、おそらく、レジストラ側がICANNへ支払う費用もドメインによってピンキリなのだと思います。

いずれにせよ、ドメインの種類が増えてくれば、新しいドメインを目に触れる機会が増えて、自然と利用者数は多くなる事が予想されるので、お名前.comはこれからウハウハなのではないでしょうか。

 

あとがき 

昔はgTLDによってSEOに差が出てくる(.com最強)こともありました。現在はそれほど影響は無いのかなと思っていますし、gTLDの種類がどんどん増えるので、ある特定のgTLDが優遇されるという時代は無くなるでしょう。

ここ最近いろいろサイトを作っていて、お名前.comさんにはかなりお世話になっています。ドメインも気が向いたらちょっと変わったのを取ったりしています。最近のおきに入りは「.today」です。毎日更新する!と決めたサイトにはオススメのドメインかもしれません。