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国産スマホカード決済「Coiney」が1周年!次の1年で10万台の配布目指す

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スマートフォン・タブレットを使ったクレジットカード決済サービス「Coiney」が、事業開始から1年が経過しました。名前を見ると外資系サービスのようですが、「Coiney」は列記とした国産のサービスです。国産ならではの強みを活かして、次の1年で10万台配布を目指しています。

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Coineyってどんなサービス?

Coineyを知らない人のために、少しだけ説明を。

Coineyはスマホのイヤフォンジャックに専用のカードリーダーを挿入して、アプリ上で金額を入力してスワイプすればクレジットカード決済ができる仕組みです。同様の外資系サービスとして「Square」が有名ですね。

 

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初期費用や月額利用料は無料で、決済額の3.24%が手数料として徴収されます。ちなみに「Square」は手数料が3.25%で、Coinyは明らかに対抗して0.01%下げています。

 

このようなスマホカードリーダー決済は、

  • 設備費をかけにくい小規模店舗
  • 個人経営の飲食店や医療施設
  • スピードや手軽さが求められる屋外イベント

などに需要があり、利用されるケースが多いです。

 

国産サービスならではのCoinyの強み

Coineyは純ジャパ国産のサービスです。外資系サービスと比較した際の国産企業の強みとして、下記が挙げられています。

  • ラクレジなど既存サービスとの連携
  • API/SDK提供による外部パートナーの関係強化
  • 日本独特の慣習やシステムのケア

例えば、1万円以下の決済であればサインレスに決済が完了する機能を追加されましたが、これは、日本では少額決済時のカード利用率が低い現状があったためだそうです。煩わしさを低減させたことで、利用率は大幅に向上しています。

専用リーダーについても、店舗毎に使いたい・営業マンにそれぞれ持たせたいなどの要望もあって、現在ではAmazonで販売を開始して購入チャネルを拡大しています。

 

Coineyリーダー(コイニーリーダー)

Coineyリーダー(コイニーリーダー)

 

 

今年度末までに10万台を目指す

今年度の目標は「10万台配布」だそうです。ちなみに、現代の導入企業は非公開です。

まだまだ街で見かける機会はそれほど多くないですが、いつの間にか、この丸い端末を街でよく見かけるなぁという日が来るかもしれません。

個人的にはリーダーのデザインはSquareよりもCoineyの方が好きです。

 

ちなみに下記がCoineyの公式ページですが、非常にクオリティの高いパララックスサイト構造で作られており、ホームページデザインとしても参考になります。サイトをスクロールすると、Coineyリーダーがうねうね動きます。

国産ならではの、かゆい部分に手が届いたサービスに成長してくれるよう、今後のCoineyの動きに期待です。