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データ転送機能を殺すことで充電時間を半分に短縮する事に成功したスマホ充電ケーブル「SONICable」

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充電機能に特化すれば、その時間を半分にできるとは。本日ご紹介するのは、その能力を「充電専用モード」にすることで充電時間を従来の半分にできるiPhoneやAndroidの充電ケーブル「SONICable」です。本来ケーブルが持つデータ交換のための機能を殺すことで、充電時間を短縮できるという何ともギークなところに踏み込んだケーブルです。

 

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データ交換機能を犠牲にして、充電時間を半分に短縮

前提として、iPhoneやAndroidのケーブルは、充電の他にも、例えばPCやMacと接続してデータ転送をする機能を持っています。ケーブルの内側の話をすると「データ転送のために使っている部分」と「充電のために使っている部分」があって、一般的なケーブルは充電のみに特化した作りにはなっていません。

 

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今回紹介する「SONICable」は、データ転送の機能を殺し、内部構造を充電専用とすることで充電時間を半分に短縮するという、ケーブル内部の構造にまで踏み込んだなかなかギークな充電ケーブルです。

 

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ケーブルに付いているスイッチを押すことで、充電時間を半分にすることができます。充電専用にしなければ、従来のケーブルと同様にデータ転送もできるので、ケースバイケースで使い分けることができます。

 

選べるカラーは6種類。

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この近未来の充電ケーブルは現在INDIGOGOで出資を募っており、約4000円の出資で好きな色の「SONICable」を1つ受け取ることができます。通常のケーブルより少し値段は張るものの、なかなかリーズナブルな価格では無いでしょうか。いつもスマホの充電にイライラしている方は、是非どうぞ。

 

www.indiegogo.com

  

あとがき 

特化した構造にすれば時間を半分に短縮できるという事実が驚きでした。人によりけりですが、おしなべたらデータ交換よりも充電に使っている頻度の方が圧倒的に多いはずなので、この構造は将来のスタンダードになり得るのではないでしょうか。クラウドファウンディングサイトに出てくる商品を見ていると、時折、次世代のスタンダードを垣間見ているようで、テンションが上がります。