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NTTドコモ新プラン「カケホーダイ&パケあえる」が本日6/1よりスタート!基本料金は大幅アップで、通話しないけどとりあえず携帯を持っておきたいって人は「今後は格安スマホに移動してね」って流れでしょうか?

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NTTドコモの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」が本日6/1よりスタートです。事前に受け付けた予約数は120万件を超えるとのことで、滑り出しは好調な模様。しかしながらこの新プラン、通話に関してはカケホーダイのプランしか存在しません。旧プランは8月末で終了となります。たくさん電話をかける人には確かにお得なのですが、通話しないけどとりあえず携帯を持っておきたい!って人(家族)は、今後は格安スマホに移動してねって流れでしょうか?

 

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6種の基本プランと7種のパケットパックを組み合わせ

新プランの詳細は下記から確認できます。

 

6種の基本プランとパケットパックの組み合わせで最終的な契約内容が決定されます。電話をする場合には「カケホーダイプラン」への加入は必須です。

 

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音声通話を完全定額の月額2700円で提供!フィーチャーフォンなら更に500円安い月額2200円!

上記の表のカケホーダイプランの内容の通り、定期契約(2年)した場合はスマホなら月2700円、フィーチャーフォンなら月2200円で国内の音声通話がかけ放題になります。ドコモの携帯電話はもちろん、他社の携帯電話や固定電話もOKです。(海外通話は対象外なので要注意)

 

パケあえるの計算はちょっとややこしい

パケあえるの計算はちょっとややこしいです。

個人で契約する場合には、

  • データSパック(2GB)
  • データMパック(5GB)

の契約となり、これは単純に利用可能データ量が個人に割り当てられます。

一方で、家族で複数台持っている場合に通信量を分け合えるのが、新プランの特徴となります。

  • シェアパック10
  • シェアパック15
  • シェアパック20
  • シェアパック30

を選択すれば、利用可能データ量を家族で分け合って使うことができるようになります。但し、分け合う携帯電話1台毎にシェアオプション(500円)の加入が必要です。

 

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例えば、家族4人で10GBのパケットを分け合う場合には、

  • シェアパック10: 9,500円
  • シェアオプション × 3 :500円 × 3 = 1,500円

で、合計 9,500円 + 1,500円 = 11,000円 で使う事ができるようになります。

一人当たりに計算し直してみると2,750円となって、データ通信料だけで見ると確かにこれまでのプランよりお得感があります。(後述しますが、その分基本料が上がっているので、一概にこれだけで「お得!」と判断はできませんが。)

尚、利用可能データ量を超過した場合は「リミットモード」となり、通信速度が送受信時最大128kbpsに制限されます。家族でパケットを分け合うので、誰かのパケット使い過ぎで喧嘩の火種になることもあるかもしれません。別途お金はかかりますが、利用可能データ量超過後も通常速度で利用できるオプションサービス「スピードモード」や都度1GBずつ追加できる「1GB追加オプション」で通信量を補うことも可能です。

 

その他の割引制度

長く使い続けた人には料金がお得になるように設定されている「ずっとドコモ割」があります。

 

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25歳以下の人ならカケホーダイプランから500円割引&パケットパックにボーナスパケットとして1GBもらえる「U25応援割」があります。

 

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新プランにはカケホーダイ以外の通話プランが存在しない!

これまで通話をたくさんしていた人にとっては、この「カケホーダイ」は嬉しいプランになると思います。一方で、新プランにはかけ放題以外の通話プランが存在しません。現状のドコモのスマホ向け基本料金プラン「タイプXiにねん」は月額743円であるため、基本料金だけ見ると3倍以上の値上げ。電話をかける機会が少ない人には、僅かなメリットのために大幅な値上げになってしまいます。

旧プランは2014年8月31日に新規受付が終了になります。新プランにこれからも新しい割引制度や新プランが出てくる可能性もありますが、このままだと、通話をしない人は格安スマホへ移動した方が確実にお得になりそうです。

 

いーとてくのろじでは格安スマホの記事をいくつか書いていますが、安い格安スマホをお探しの場合は下記の記事がオススメです。

 

NTTコミュニケーションズ OCN モバイル エントリー d LTE 980 標準SIMパッケージ T0003349

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ソフトバンクやKDDI(au)も追随の構え

ドコモの新プラン発表で、他キャリアも新プランへ追随の構えです。ソフトバンクは一度新定額サービス「スマ放題」を発表したものの、ドコモに見劣りをしないものにするため5/7に延期しています。KDDI(au)は具体的な発表はまだありませんが、8月頃には新プランが開始されるのでは?と噂でささやかれています。

 

おまけ:プランを変えなくても通話料を押さえる工夫

料金プランを変えなくても、最近では「格安電話アプリ」を使えば料金を大幅に抑えることができます。最近競争が激化している格安電話アプリですが、下記が代表選手です。

  • LINE電話
  • 楽天でんわ
  • 050 Plus
  • SMARTTalk

長くなるので各アプリの詳細説明は割愛しますが、比較した際の特徴を下記に記載するので参考にしてください。

  • 「LINE電話」と「楽天でんわ」は携帯と同じ番号が使えます。
  • 一方で「050plus」と「SMARTalk」は同じ番号を使うことができず、別の番号が付与されます。メリットとして考えると、別の番号を持つ事ができます。
  • 「050plus」は月315円の基本使用料が発生します。その分、固定電話・PHSへかける際の通話料が他のアプリと比べてとても安いです。
  • 「SMARTalk」は基本使用料無料です。しかしながら「050plus」に比べて固定電話・PHSへ通話した際の料金がやや高めの設定となっています。(高めと言っても、通常料金の半額以下で通話可能です。)
  • 「楽天でんわ」は割引率は最も低いです。(通常料金の半額程度)
  • 「LINEでんわ」はプリペイド式のため、事前に390円の支払いが必要です。代わりに、通話料金は固定電話で1分2円、携帯電話で1分6.5円で「楽天でんわ」よりも安くなります。
  • 同じ電話番号で通話ができる「楽天でんわ」「LINE電話」の2つを比較した場合は、(携帯電話にかけるとしても)20分以上利用するのであれば、「LINE電話」の方が安くなってオススメです。事前支払い分をペイする事ができます。そうでない場合は、事前に支払いが発生しない「楽天でんわ」の方がオススメです。

尚、LINE電話はLINEのアプリから起動可能です。

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  • 無料
楽天でんわ -番号そのままで通話料がお得-

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  • Fusion Communications Corp.
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  • 無料
050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い

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  • NTT Communications Corporation
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料
SMARTalk -スマホの通話料をトコトン安くする-

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  • Fusion Communications Corp.
  • ソーシャルネットワーキング
  • 無料

 

あとがき 

ソフトバンクユーザーですが、無駄にドコモの新プランを調べてしまいました。アプリを使って通話料を抑える工夫はできるものの、面倒な事を考えずにキャリア通話を使えたら一番ストレスが無いので、カケホーダイプランは結構気になっています。ソフトバンクから素敵なプランが発表される事に期待です。