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高齢者が持つ空き部屋と住みたい学生をマッチングさせるサービス「下宿らうど」をバズーがローンチ

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新しいマッッチングサービスの登場です。「空き部屋を持った高齢者」と「親元を離れる学生」のマッチングを目的とした新しいマッチングサービス「下宿らうど」の提供をバズーが開始しました。年内に100件のマッチングを目指しているとのことです。

 

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高齢者が空き部屋を登録して学生は大学キャンパスに近い部屋を借りる

使い方は想像しやすいと思います。「下宿らうど」ではまず、高齢者が自分が有効活用したい空き部屋を登録して、その中から学生が部屋を探します。

 

部屋を貸したい高齢者へは電話による入力サポートや登録代行を行い、学生を受け入れた後のアフターフォローも提供するそうです。高齢者はインターネットやWEBサービスになじみが無い人が多いと思いますので、このようなフォローは必要になってくるでしょう。フォローするには、それなりに人手がかかりそうです。登録数は手間ひまかけて増やしていくことになるのでしょうか。

 

現在の登録数は10数件程度です。

 

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家賃支払いはクレジットカード決済とし、家賃滞納や払い忘れのリスクを下げています。支払われた家賃の10%相当額をバズーが手数料として差し引くビジネスモデルです。

 

「下宿らうど」が生まれた背景

バズーは、少子高齢化や核家族化が進んだことで、高齢者を取り巻く問題が多様化していると指摘しています。また、奨学金を利用している学生が50%を超えていることからも、下宿らうどのサービスを提供することによって、

  • 高齢者の孤立化や将来に対する不安
  • 学生の家賃負担への不安

など、お互いが持つ不安や問題の解決を図るとしています。

 

あとがき 

うまくマッチすれば非常に良いサービスだとは思いますが、高齢者は健康面など他にも多くの問題を抱えやすいので、部屋を貸している際に何か問題が起こった時にどうするかなど、サービスを提供していく上でいろいろ面倒な部分は多そうです。サービス提供側の品質や信頼も大いに問われると思います。

運営にテコを効かせるのが大変そうですが、良いサービスだと思うので、ぜひともこれから良いカタチで展開していって欲しいところです。