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iPhone専用の無線ゲームコントローラー「Stratus Wireless」の登場でますますヒートアップが予想される「専用機 vs スマホ」のゲーム覇権争い

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最近ではゲームと言えばスマホを思い浮かべる人もいるくらい、スマホでのゲーム人気は高まってきています。そんな流れを更に加速させるかもしれない製品の登場です。デンマークのゲーム機メーカースチールシリーズ社がiOS7用の無線ゲームコントローラー「Stratus Wireless(ストラタス・ワイヤレス)」を発売されました。海外で発売されたのは今年の1月頃からですが、日本でも4月上旬から発売されていてAppleStoreで購入することができます。

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格ゲーにも多応できるボタン配置でストレス無く遊べる

 

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画像を見ればお分かりかと思いますが、ストラタスの仕様は下記の通りです。

  • 基本の十字キー
  • 4つのフェイスボタン(A、B、X、Y)
  • デュアルアナログスティック
  • 上部に4つのショルダーボタン(L1、L2、R1、R2)

を備えています。これだけのボタンを装備しているにもかかわらず、縦横の大きさはiPhone5とほぼ同じです。これまでのスマホゲームは、どちらかと言えばパズルゲームなど指先1つで手軽に操作できるものが多かったかと思います。

格闘ゲームのような複雑な操作を求められる場合、スマホのタッチパネルだけではどうしても快適な操作ができず、しょせんはスマホ、据え置き型のゲームには敵わないというレッテルを貼られている事が多かったです。しかしながら、このストラタスを購入したユーザーからは「格闘ゲームの連続技も軽々出せた」など、ストレスなく遊べるとの声が上がっています。

iPhoneに加えて、もう少し画面の大きなiPadでも使えます。対応するゲームが増えてくれば現在のスマホゲームの構図が少し変わるかもしれません。AppleTVなどを使ってAirPlayで画面をテレビに映し出すことも可能なので、しっかりしたコントローラーがあると色々と可能性が広がります。

対応しているゲームによっては、このコントローラーを使って同時に最大4人プレーも可能とのことです。

 

本体重量は軽くて電池もそれなりに長持ち

ストラタスの本体重量は約75グラムで、非常に軽量です。ソニーの「プレイステーション4」のコントローラーは210グラムなので、比べてみても軽いことが分かります。

充電式のリチウムイオンバッテリーを内蔵していて、充電完了で連続で10時間使用可能になっています。同梱するUSBチャージャーで約2時間で充電が完了します。

価格は税抜きで7,800円とゲームコントローラーにしては少々お高めです。

 

現在はコントローラー対応しているスマホゲームはまだ少ない

残念ながら、まだ現在では対応しているゲームはそれほど多くはないのが現状です。購入を検討している場合には、自分が遊びたいと考えているゲームアプリが対応しているかを事前にチェックする必要があります。

スマホ用コントローラーの登場によって、ゲーム専用機とスマホの垣根はこれからもっと低くなっていく事が予想されます。ストラタスに対応したゲームを開発できる環境も整いつつあるので、今後の「ゲーム専用機 vs スマホ」の覇権争いはますます激しくなることが予想されます。

 

あとがき 

半年〜1年くらい前に、スマホ用の無線コントローラーって無いのかなぁと探してみた事がありました。ゲームというか汎用的に使えるコントローラーがあれば欲しかったのですが、その際は良い感じのが無くてあきらめていました。

タッチパネルでの入力を変換するためには、アプリ側で一手間入れなければならないのはしょうがないですかね。いずれ、標準のAPIも出てくる日が来るのでしょうか。

ストラタスをすぐに買うという事はありませんが、今後も動向はチェックしていきたいと思います。