スパム送信国ワースト12で日本始めて7位にランクイン!日本に「ゾンビPC」が増大中?
セキュリティ企業のソフォス社が2014年1〜3月期の「スパム送信国ワースト12」を発表し、日本がはじめて7位にランクインしました。セキュリティ対策の甘いPCは、もしかしたら則られて「ゾンビPC」になっているかもしれません。
日本は7位にランクイン、スペインも急上昇
下記がワースト12のランキングです。前回まで圏外だった日本が急にランキングした事が分かります。(ちなみに、前回は13位だったそうです。)日本と同様に、フランスもいきになりランクインしています。また、スペインが2位に急上昇しています。アメリカのトップは当分は揺るがなそうです。
ランクインしても日本人がスパムを送り続けているとは限らない
このランキングでランクインしても、その国の人がスパムメールを送っているとは限りません。なぜなら、スパムメールを送るのは「PC」だからです。
スパム配信は、マルウェア*1に感染した「ゾンビPC」によって行われることが多く、サイバー犯罪者はセキュリティの甘い他人のPCを遠隔操作して、スパムを配信しています。
今回、急遽ランクインした日本やフランスでは、サイバー犯罪者に知らない間に犯された「ゾンビPC」が増えている可能性があります。
セキュリティの甘い「WindowsXP」を使い続ける事は危険
このような状況の中、サポートが停止しているWindowsXPを使い続けるのは非常に危険です。XPのウイルス感染率は最新ウインドウズの21倍と言われています。WIndowsXPを未だに利用し続けている方は、乗り換えキャンペーンの熱が冷めないうちにPCを交換しておくことをオススメします。
下記の記事では、機能&コスパに優れたオススメ買い替えPCをご紹介しています。
あとがき @aiza_waiさんをフォロー
スパムメールが増えると、ちゃんとした正しいメールまでご認知されて届かなくなるのでタチが悪いです。最近では、スパム配信業者はFROMのドメインを変えたり・IPを変えたりと、迷惑メールフィルタの網をかいくぐる方法もかなり巧みになってきています
FROMのIPを変更するのも、例えばAWSなどのクラウドサービス使えば同じサーバでも簡単に付け替えが可能だったりするので、時代の進化で環境がそれを助けている面もあるかもしれません。
*1:悪意を持ったプログラムのこと