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Appleが「Wi-Fi位置情報把握」の特許を取得!GPSなしで正確な位置情報を把握可能

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GPSなしの「Wi-Fiのみ」で位置情報を把握できる技術で、Appleが特許を取得しました。システムの正式名称は「位置情報データベースを活用したモバイル端末のロケーション認識システム」です。屋内でも、正確な位置情報が可能となります。

 

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屋内でも正確な位置を把握する事が可能

現在の位置情報把握はそのほとんどがGPSを利用しています。しかしながら、GPSシステムは屋外で、衛星が発信する信号の間隔でしか動作していないこともあって、屋内は苦手とされていました。

今回、Appleが特許を取得した技術では現在のWi-Fiインフラ以外の装置を必要とせず、屋内でも正確な位置を把握する事が可能になります。単独、あるいは複数のWi-Fiアクセスポイントの接続情報からモバイル端末の位置を特定する事が可能です。

この「位置情報データベースを活用したモバイル端末のロケーション認識システム」の技術部分について、もう少し踏み込むと…

  • アクセスポイントのフィルタリング
  • ハードウエアとの通信状況
  • 現在位置情報

などのさまざまな情報から、正確にモバイル端末の位置を屋内外問わずにマップ上に落とし込んでいくシステムとのことです。

 

iOS8でアップグレードするマップアプリに利用か?

この特許は2010年に申請されたもので、次期iOS8で大幅なアップグレードが予想されているマップアプリに利用されるのでは無いか?と噂されています。現在はあくまでも、噂レベルです。

 

あとがき 

技術的にはとても気になりますが、仮にこの技術が有効活用されたとしても、日本で快適にAppleのマップアプリを使えるのは、もう少し先の話な気がします。つい先日、iOS7が出た感覚ですが、既にiOS8の話もちらほら。流れがほんと早いので、アプリをつくる側・開発する側は追いつくのが大変です。