LINEが固定電話サービス「LINE電話」を提供
ソフトバンクの買収報道が話題になったLINEですが、今度は固定電話サービス「LINE電話（LINE Call）」を提供します。ちなみに、ソフトバンクの買収報道は今のところLINE側は完全否定しています。
その名の通り、アプリから固定電話に電話をかけることができるサービスです。日本・アメリカ・メキシコ・スペイン・タイ・フィリピンの6カ国で提供開始されます。
LINE電話の売りは、
- 誰でもかんたん
- クリアな音声
- 低料金
だそうで、楽天電話と同様、国内・国際通話に限らず利用することができます。
また、LINEアカウントを持っていれば初期設定は不要で、LINEのメニュー画面から「LINE電話」を選択して利用することができます。
直接、電話番号を手入力する他にも、発信履歴・アドレス帳・現在地から周辺施設の電話番号が表示され、選択することで簡単に発信できるそうです。ここら辺の使い勝手の工夫は気になるところです。
通話する際にはアプリを利用しますが、050番号のような新たな電話番号は発番されず、スマホで利用しているキャリア回線の電話番号がそのまま使用できます。
通話相手には発信元の電話番号が通知され、通常の電話のように利用できる。利用料金は、通話分を事前にチャージして購入する「コールクレジット」と、上限60分で30日間利用できる「30日プラン」のいずれかを選んで利用できます。
「コールクレジット」は固定電話へ1分3円、携帯電話へは1分14円、「30日プラン」は固定電話へのみ通話する場合1分2円です。固定・携帯電話へそれぞれ通話するプランは、いずれも1分6.5円となります。
楽天電話に続き登場したLINE電話。日本ではLINEがスマホのコミュニケーションを独占しているだけに、今後どの程度浸透していくのかが気になります。
