フリマアプリのメルカリがヤマトとのサービス連携を発表!相場より安い全国一律送料&宛名作成の自動化を実現
フリマアプリの「メルカリ」がヤマト運輸とのサービス提携を発表しました。フリマアプリが宅配事業者と連携をするのは業界初の試みとのこと。システム間を連携することで配送の手間が削減され、通常よりも安い&全国一律での配送料金提供などが実現されます。最初は利用のためにヤマトの直営店に足を運ぶ必要がありますが、コンビニ窓口やドライバー集荷対応など、徐々に範囲を広げていくようです。
全国一律の送料で、相場よりも安い
メルカリのシステムとヤマト運輸のシステムが連携させることで、これまでよりも配送コストを下げられるようになり、加えて、メルカリが運賃の一部を負担することによって、分かりやすい全国一律配送料で提供ができるようになるそうです。
私もオークションはよく使うので、この「送料の違い」にはいつも煩わしさを感じています。相手の住所を確認しないと送料が確定できないので、合計金額の決定が遅くなるからです。送料一律でサービスを提供できるようになれば、このような煩わしさは軽減されるので、より気軽に利用することができるようになるでしょう。
対応している配送方法は、下記の通りです。
- 宅急便
- 宅急便コンパクト
- ネコポス
詳細は4月1日に発表される予定ですが、送料一律に加えて、通常よりも安い料金で利用できるようになるそうです。
配送する商品と一緒にQRコードをヤマト直営店に持ち込み
フリマアプリユーザーがこの配送の仕組みをどのように利用するのか?について簡単に説明します。
出品者と落札者間での購入が成立したら、メルカリは出品者に対して専用のQRコードを発行します。このQRコードをヤマト運輸の直営店に持ち込みすれば、店頭端末のネコピットからデータが読み取られ、送り状を印刷してそのまま発送ができるようになります。取引が成立すると、販売金から販売手数料と送料が差し引かれて、出品者のアカウントに入金される仕組みです。
「ヤマト運輸の直営店」ってどこにあるの?と思われる方も多いかもしれませんが、都内であれば実は結構色んなところにあります。(私の自宅からも、歩いて10分程度のところにあります。)
近くに無いと流石に利用する気は半減しますが、今後は発送窓口を拡大してコンビニなどにも展開していく計画です。また、セールドライバーによる集荷にも対応していく予定だそうです。
いずれにせよ、流通面をがっつり押さえたメルカリは他のフリマアプリと比較して更に一歩リードしたと言って良いでしょう。
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私はオークション派なのでフリマアプリはほとんど利用しませんが、流れを見ているだけでもなかなか便利そうな感じはしますね。システム間で連携していると、配送状況や着荷の状態もシームレスに分かるので、この点もユーザーにとってはなかなか大きな付加価値になると思います。