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専用アプリで画像編集もできる!あとからピントを合わせられる第3のカメラ「LYTRO ILLUM」が満を持して日本上陸

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光を方向含めてまるごと取り込むことであとからピントを合わせることができるカメラ「LYTRO ILLUM」今月中旬より国内で発売開始することが決まりました。アメリカでは初代モデルが2012年に発売されていましたが、日本上陸になるのは今回が初めてです。

 

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レンズに入る光の束を丸ごとと記録

あとからピントを合わせられる秘密は「光の取り込み方」にあります。レンズに入る光の束を方向まで含めて丸ごとと記録することで、後から任意の距離にリフォーカスできる「Light Field技術」を備えています。撮影したあと、画像編集するような感覚でリフォーカスができます。光の情報を沢山取り込むので、撮影した写真のサイズは通常よりも大きく、1枚のデータは54MB程度になるようです。

 

下記画像は、リフォーカスする際のイメージです。

 

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カメラの中には Android OS 

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見た目はカメラそのものですが、従来のカメラとは根本的な仕組みが異なるので、ビール的な表現をすると、フィルムとデジタルに続く「第3のカメラ」と呼ぶにふさわしいカメラかもしれません。むしろカメラの枠を少し超えている気もします。レンズは日本製、OSはAndroidをベースとして作られています。

この第3のカメラは、カメラとPCの両方の流通に強みを持つ、加賀ハイテックから発売されます。来月2014年の12月上旬より、全国のカメラ専門店等で発売開始予定です。実売予想価格は20万円前後。なかなかのお値段ですね。

 

PCソフトや専用アプリで画像を様々なフォーマットに変換できる

PC(Windows / Mac )用のツールも用意されており、撮影した写真を更に細かく編集することも可能です。ファイルフォーマットもJPEGやTIFFなど多種多様な形式に変換できます。

 

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iPadアプリ「Lytro Desktop for living pictures management」も用意されており、撮影した画像を3D立体表示したり、タッチジェスチャーで絞りを調整することができるそうです。(しかしながら App Store を探してみたところ、現在見当たりませんでした。もう間もなく公開されるのでしょうか?)Android版アプリも近日公開予定とのことです。

 

あとがき 

帰宅遅い日が続いているせいか、朝が辛くなり、記事を朝の時間で仕上げるのがキツい状態が続いています...帰宅後に仕上げようとすると、結局また夜が遅くなる悪循環なので、なんとか早起きしてペースを戻さねば。