いーとてくのろじ

It is IT news out of curiosity.

総務省は2015年5月以降に発売されるスマートフォンのSIMロック解除義務化の方針!これから格安SIMがますます注目される流れになりそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリーをはてなブックマークに追加

記事を読む前にポチ・ポチッと応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ

義務化がささやかれていたSIMロック解除ですが、遂に総務省から正式な決定が下りました。2015年5月以降は例外を除いて、iPhoneを含む全てのスマートフォンでSIMロック解除が義務化されます。格安SIMサービスがこれからますます注目される流れになりそうです。

 

f:id:aiza_wai:20141025180357j:plain

 

SIMロックはユーザーの利益を損なうことが問題視され続けてきた

そもそも、なぜこのような「SIMロック解除の義務化」決定が下ったかと言うと、SIMロックによる大手キャリアのユーザーを囲い込みが、著しくユーザーの利益を損なっているからです。せっかくお得な格安SIMが登場し徐々に認知されてきても、SIMロックの制約によって移動できない!という問題は、特にほとんどの人がSIMロックされたiPhoneを持っている日本にとっては顕著です。また、当然ながらMVMO事業者側にとっても、SIMロック問題は新規参入の障壁となっていました。

 

2015年5月以降に発売されるスマートフォンは原則全てSIMフリー

日本経済新聞によれば、総務省は今月中にSIMロック解除の制度案を発表し、意見公募の後、年内には正式決定する予定とのことです。

 

 

2015年5月以降に発売されるスマートフォンは、携帯各社は利用者の求めに応じてSIMロックを解除することが義務化されるようになりました。これで、同じ端末を使ったまま別のSIMカードを挿して別のキャリアに乗り換えたり、格安SIMを使ったりと、いわゆるSIMフリーの恩恵を全ての人が受けられるようになります。

希望者には解除を義務化ということなので、今後は価格の安いSIMロックプランと価格の高いSIMフリープランの2種類で提供されることになるかもしれません。

 

但し、端末料金分割払い中や転売目的など一部のケースは適用対象外

SIMロック解除の義務化が適用されないケースもあります。

  • 分割払いの料金を払わず「持ち逃げ」する恐れのある人
  • 転売目的の人

上記のようなケースに該当する場合は、購入者側がSIMロック解除を希望しても販売側は解除拒否することができます。

現在、キャリアの割賦販売の期間は2年間です。端末料金を分割して支払っている場合、この支払期間は上記の条件に合致すると考えられようです。少なくとも、分割払いか完了して全ての料金を支払った後は、ロック解除が可能になるだろうと日本経済新聞は伝えています。

 

iPhone6sはSIMフリーで発売される?

iPhone6 / 6 Plus が出たのはつい先月の話ですが、来年の2015年9月にはおそらく次世代のiPhone6sが登場することでしょう。

現在でもApple StoreでSIM フリー端末を購入することができますが、来年の今頃は、ドコモ、au、ソフトバンクなど各キャリアでもSIMフリーのiPhoneが買える時代になっていることが予想されます。

 

あとがき 

最近格安SIMに移行した身としては、格安SIMがますます注目されそうでなかなか嬉しいニュース。より多くの人に、格安SIMのお得さと身軽さ是非とも感じて欲しいです。