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東京メトロが「オープンデータ活用コンテスト」を開催!新たに公開された列車位置情報や遅延情報の外部APIを活用して目指せ賞金100万円!

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東京メトロが自社のデータをオープン化してアプリの公募を実施します。列車位置や遅延時間などの情報を全てオープンデータ化して外部公開し、一般ユーザーにアプリ開発してもらう「オープンデータ活用コンテスト」を2014年9月12日より開始します。日本の鉄道事業としては初めての試み。グランプリには賞金100万円が贈呈されます。

 

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様々な情報をオープンデータ化

今回の取り組みで、東京メトロは様々な情報をオープンデータ化して外部公開します。

新たに外部APIとして公開される情報は、

  • Webサイトで公開済みの列車時刻表
  • 駅別乗降人員などの情報
  • 列車位置情報
  • 始発・行き先駅の情報
  • 車両の所属会社情報
  • 遅延時間の情報

などが挙げられます。

そして、これらのデータを活用したアプリ開発コンテストを実施します。この「オープンデータ活用コンテスト」は、東京メトロ10周年記念の1つでもあります。

 

WebアプリでもスマホアプリでもOK

アプリケーションは

  • Webアプリ
  • Androidアプリ
  • iOSアプリ
  • Windowsストアアプリ

のいずれかが対象です。

種類 OS ブラウザ
Webアプリ IE 8.0以上、Chrome 21.0以上、Firefox 20.0以上、Safari 5以上
Androidアプリ Android 4.0以上 Chrome 21.0以上、Firefox 20.0以上
iPhoneアプリ iOS 6以上 Safari 5以上、Chrome 21.0以上
Windowsストアアプリ Windows 8又はWindows 8.1

 

応募時の提出物は下記の通り。

  • アプリの説明 (800文字程度)
  • 写真、スナップショット (5枚以内)
  • 説明動画(最大再生時間5分)
  • アプリケーションマニュアル(アプリケーションの動作、操作方法)
  • アプリケーション公開URL (Google Play、App Store、Windowsストア)
  • アプリ内で利用したデータ

審査基準は「東京メトロをご利用になるお客様の生活がより便利でより快適になるようなアプリであるか」であり、

  • アイデア(創造性、独創性、発展性、有益性などがあるか)
  • 完成度(実用性、操作性、安定性などがあるか)
  • デザイン(表現や、デザイン技法など)

上記の要素が求められるとのことです。

本企画はYRPユビキタス・ネットワーキング研究所の協力を受けて実施されており、同研究所所長の坂村健氏などが審査員となる予定です。

 

気になる賞金額は下記になります。(総額200万円)

  • グランプリ(1点)100万円
  • 優秀賞(1点)50万円
  • goodコンセプト賞(2点)15万円
  • 10thメトロ賞(4点)5万円

募集期間は2014年9月12日(金)〜2014年11月17日(月)です。個人・法人・グループ問わず誰でも応募できます。

 

あとがき 

なかなかワクワクする企画ですね。どんなアプリがグランプリになるのか今から楽しみです。WebアプリもOKなので、サクッと作ってアイデア狙いの人も出てきそう。賞金の桁がもう1つ違ったら、 頑張って応募する気になったかも。