ノンデザイナーでもプロ並!Webブラウザで使えるデザインツール「Picky-Pics」がフェンリルからリリース!
タブブラウザ「Sleipnir(スレイプニール)」で有名なフェンリルから新しいデザインツール「Picky-Pics」が登場です。サイズ・画像の数に応じて自動的にレイアウトを組み、ノンデザイナーでもプロ並の見栄えに仕上げてくれるWEBブラウザツールです。写真やイラストの素材も無料・有料含めて提供されています。デザインにこだわって製品を提供しているフェンリルだけに、今後が楽しみなツールです。
いろいろなサイズの画像・印刷物を作れる
利用するためには、まずは下記の公式サイトでユーザー登録から。パララクスになっていて、スクロールするとゴリゴリ動きます。
Picky-Picsにログインすると、まずデザインしたいものを選ぶ項目が並んでいます。
- A4サイズの紙
- 名刺
- ハガキ
- Facebookのカバー写真
- プレゼン資料
の中から、作りたいものを選んでスタートします。
早速、軽く触ってみました。デザインしたいサイズを選択すると、スタートするデザインを選ぶ画面が出てきます。白紙で始めることができる他、フェンリル社が作った出来上がっているサンプルを選ぶことも可能です。
下記がデザインする時の画面です。右側のメニューからレイアウトを変えたり、素材を追加したり、文字を追加したりすることができます。使い方にややクセがある印象を受けましたが、パワポやキーノートでできる事を限定させてデザインに特化させたようなツール、といった感じでしょうか。
作成した画像は、
- PNG
- HTML
として出力する事ができます。
モリサワが提供するプロ向けフォントを無料で使える
テキストは横書きだけでなく、日本人にとって嬉しい「縦書き」にも対応しています。更に「リュウミン」「新ゴ」「新丸ゴ」などモリサワの提供するプロ向けフォントを無料で使うことが可能です。
約5万点の無料・有料素材が利用可能
Picky-Picsが提供する写真・イラストの素材は、無料と有料合わせて約5万点。これらの素材をドラッグ&ドロップでデザインに手軽に取り込むことができます。もちろん、任意の画像をアップロードしてデザインに組み込むことも可能です。
ユニークなのが有料素材の販売形式です。単純な売り切りの素材販売ではなく、データを出力・保存する「権利」として扱っています。
このような形態をとることで、通常の売り切りよりも安価でシンプルな料金体系になっています。
- 24時間以内に出力すればイラスト・写真それぞれ1点あたり100円
- イラストの永久出力権は1点あたり1000円
- 写真の永久出力権は1点あたり1500円
となっています。決済は、現在はPaypalのみ対応していますが、今後は増やしていく予定のようです。
あとがき @aiza_waiさんをフォロー
正直、慣れていないこともあって個人的にはまだまだKeynoteの方が使いやすいなぁと思ってしまいましたが、WEBブラウザでここまでやれる事に驚きです。まだリリースされたばかりということもあって、これからもっと使いやすく進化していくかもしれません。合理的かつ感情に訴えかける本質的な美しさを追求しているフェンリルさんだけあって、今後に期待です。