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リアル書店で電子書籍の販売始まる!電子書籍ダウンロード用カード「BooCa」を書店で買って後でダウンロード

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6/16(月)から街の本屋さんで電子書籍が買えるようになりました。電子書籍はネットで購入してそのままダウンロードするのが一般的ですが、実店舗で電子書籍ダウンロード用カード「BooCa」(ブッカ)を購入すれば、該当タイトルの電子書籍を後でネットでダウンロードできるようになります。まだ実験的な段階で、まずは全国4店舗でスタートです。

 

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大手書店と電子書店がタッグを組んで始動

この取り組みを始めたのは大手書店や電子書店、取次など13社で構成する「書店における電子書籍販売推進コンソーシアム」という組織です。各社でタッグを組んで、電子書籍の実店舗販売の可能性は探っています。

参加企業

  1. 今井書店
  2. 大阪屋
  3. 紀伊國屋書店
  4. 三省堂書店
  5. ソニーマーケティング
  6. 大日本印刷 / トゥ・ディファクト
  7. トーハン
  8. 凸版印刷 / BookLive
  9. 日本出版販売
  10. ブックウォーカー
  11. 豊川堂
  12. 有隣堂
  13. 楽天

事務局

  • 日本出版インフラセンター

 

電子書籍ダウンロード用カードを先に購入して後からダウンロード

電子書籍ダウンロード用のカード「BooCa」が対象の書店に陳列されており、カードをレジに持参して購入すれば、下記のネット書店で後から電子書籍のダウンロードが可能です。

取り扱いは約3000タイトル。ダウンロードの有効期限はカードを購入してから6ヶ月間となります。

できたてほやほやの「BooCa」の公式ページは下記になります。ブーカと読むと思ってましたが、ブッカと読むのですね。

 

まずは全国4店舗で実験的に販売開始

「BooCa」の販売は実験的に下記の店舗で行われます。

  • 三省堂書店神保町本店(東京都千代田区)
  • 有隣堂ヨドバシAKIBA店(東京都千代田区)
  • 豊川堂カルミア店(愛知県豊橋市)
  • 今井書店 本の学校今井ブックセンター(鳥取県米子市)

まずはこの4店舗でリアル書店ならではの販売モデルの可能性を検証するとしています。

 

あとがき 

電子書籍を買うきっかけが増えるとは思いますが、電子書籍の良さはネットで買える手軽さだったりするので、特別なメリットが無ければ購入者があえて実店舗で買うかはちょっと疑問があるところです。

価格を安くするとか、実店舗ならではのリアルな本との組み合わせでキャンペーンするとか、定着化と販促には何かしらの施策が必要そうです。