Appleお墨付きのiPhoneやiPadに挿せるUSBフラッシュメモリ「iStick」が登場!米クラウドファンディング経由で日本でも購入可能!
iPhoneやiPadなど、iOSデバイスに挿せるフラッシュメモリが登場しました!サンフランシスコのスタートアップ企業「HYPER」が開発しているUSBメモリ「iStick」を使えば、Lightningコネクタを備えたiPhoneやiPad、iPod Touchなどに接続して、ドキュメント・画像・音楽・動画などのデータ受け渡しが可能となります。通常のUSBコネクタも付いていて、切り替えられる仕組みです。しかも、嬉しいアップルのお墨付きです!
今までありそうで無かったiOSデバイス用フラッシュメモリ
Androidデバイスであれば、これまでもいろいろと柔軟に対応できたのですが、iOSデバイスの場合、オフラインでのデータのやり取りは基本的に母艦のMac(またはWindowsPC)に繋ぐ必要がありました。
iStickがあれば、母艦なしでiOSデバイス同士でちょっとしたデータの受け渡しが可能になります。使用するには、iOSデバイスに専用の無料アプリをダウンロードして、iStickをLightningコネクタの方に切り替えて挿すだけです。
本アプリを使えば、iOSでは対応していない.avi等の動画ファイルや、マイクロソフトのオフィス製品のファイルも閲覧可能となります。他にも、iStick内に保存されている曲をそのまま再生する事も可能です。
今までありそうで無かった商品ですが、やはり需要はかなりあるようでクラウドファウンディングのKickstarterに登場してから間もなく注文が殺到しており、本日時点で既に目標額の4倍を上回る50万ドル弱を集めています。
切替式でUSBメモリとしても使用できる
こんな感じで、切り替えて利用できます。
メーカー公式発表の詳細仕様は下記の通りです。
データ容量: 8GB / 16GB / 32GB / 64GB / 128GB
端子形状:標準USB端子およびApple Lightning端子(Apple認証済み)
転送速度:
・iStick → USB:12MB/s (Read), 7.5MB/s (Write)
・iStick → iOSデバイス:2.5MB/s (Read), 1.9MB/s (Write)
本体素材:ABS (アルミモデルもあり)
サイズ:51.6×28.6×9.1mm
重量:10g
サポートファイル形式:
・動画:mp4/m4v/mpv/mov/mpg/mkv/avi/wmv/rmvb/flv/3gp/gif
・オーディオ:wav/aac/aif/aiff/caf/m4a/mp3
・画像:jpg/tiff/gif
・ドキュメント:doc/docx (Microsoft Word)、htm/html (ウェブページ)、key (Keynote)、numbers (Numbers)、pages (Pages)、pdf (PDFファイル・閲覧のみ)、ppt/pptx (Microsoft PowerPoint)、txt (テキスト)、rtf (リッチテキスト)、vcf (連絡先)、xls/xlsx (Microsoft Excel)、zip、ics
記憶容量の違いによって以下の5タイプが用意されていて、それぞれ価格は以下のとおりです。日本から買う場合には、国外発送料金として追加で10ドル(約1000円)の送料が必要となります。
- 8GB:79ドル(約8000円)
- 16GB:99ドル(約1万円)
- 32GB:129ドル(約1万3000円)
- 64GB:179ドル(約1万8000円)
- 128GB:299ドル(約3万円)
SNSでシェアすればシルバーモデルに無料アップグレード!10万円以上の出資をすればゴールドモデルに!
FacebookやTwitterでこのプロジェクトについてシェアすると、アルミ製のシルバーモデルに無料でアップグレードすることが可能です。更に、1000ドル(約10万円)を超えて出資を行った人は、Kickstarterプロジェクト以外では手に入らないゴールドモデルをゲットすることができます。通常の黒・白もシンプルでいい感じですが、やはりシルバーやゴールドの方が高級感は出ますね。なかなか上手な戦略です。
まだまだ日本からでも購入可能!出荷時期は2014年8月〜9月を予定
出資の締め切りは6/17(火)で、まだまだ日本からでも購入可能です。出荷予定は2014年8〜9月予定とのことで、ちょっと待ち時間があります。動画もありますので、興味ある方は要チェックです。下記のリンクから出資(購入)する事ができます。
あとがき @aiza_waiさんをフォロー
オフラインでもBluetoothなど使えばデータ連携はできるので、今まで無かったのはAppleのこだわりでしょうか。今回の出資額を見ても、やはり潜在的な需要はあるようですね。Apple公認というのも、出資をかなり後押ししていると思います。
世間的にはクラウドな流れですが、行き過ぎると、ちょっとした事でもユーザーにとっては大事な利便性が失われがちなので、こういう商品の登場は大歓迎です。