新感覚ECサービス「SUZURI」がGMOペパボから登場!画像アップででオリジナル商品をすぐに作ってすぐに販売
欲しいものは、作ればいい。がコンセプト。GMOペパボから「SUZURI」という今までに無いECサービスが今月頭に登場しています。(paperboy&co.は今月から社名がGMOペパボに変わりました。ブクログなどを展開している企業です。)自分のイラストや写真を用意して、それをアップロードするだけでオリジナル商品の作成ができ、おまけに販売まで開始されるという新感覚なサービスです。
IDを登録して画像をアップロードするだけの手軽さが魅力
SUZURIの一番の魅力は、とにかく手軽なこと。ID登録して作りたいグッズに載せる画像を用意すれば、それだけで準備完了。アップロードで作りたいグッズを指定すれば販売が開始されるというから驚きです。
上記は、いーとてくのろじのロゴをアップして作ってみたオリジナルグッズです。小さめの画像をアップしたので小さなマークになってしまいましたが、登録からアップまで5分とかからず行う事ができました。小さめの画像でも、マグカップはそれなりに洒落てていい感じに見えますね。
自分で自分の利益「トリブン」を設定できる
通常、このようなサービスで商品を販売すると
- サービス利用の初期費用
- サービスの月額利用料
- 梱包・発送などの販売手数料
などが発生しますが、このような料金は全てSUZURI側で代行してくれるそうです。さらに、このサービスでは出品者自身が「トリブン」と呼ばれる出品者の利益を設定します。トリブンを多くすればするほど、出品者の利益が上がる分販売金額も上がり、このトリブンを0円にすれば、原価のみで販売されます。(原価と言いつつ、GMOペパボ側にも多少の利益が入っているような気がしますが)
シンプルに初期投資や在庫なしでオリジナルグッズが作成・販売できる
まだまだオープンしたばかりなので、商品数が増えるのはこれからといった感じですが、今後どのようなグッズが上がってくるのか注目です。初期費用や月額費用なしで気軽にオリジナルグッズを販売できるので、自分の作品を世にプッシュしたいクリエイターにとっては非常に良い場となるかと思います。
一方で、気軽に誰でも投稿できる分、クリエイティビティを無視したネタっぽい投稿が増えてくる危険もあるかもしれません。個人敵には「SUZURI」が持つ世界観が守られながら、今後発展していく事に期待です。
ちなみに、最後に技術的な部分に少し触れるとWebアプリ部分は「Ruby on Rails」で、画像生成部分は「Node.js」で非同期処理で行っているそうです。美しく使いやすいUIで、非常に参考になります。