またしても「KADOKAWA」サーバに不正侵入、フィッシングメールの踏み台にされた可能性
またしてもセキュリティ侵害のニュースです。KADOKAWAが不正侵入された可能性があるとして、公式サイトを閉鎖しています。フィッシングメール送信の踏み台に悪用された恐れがあるとして、現在も調査を行っています。
現時点では、個人情報流出やマルウェア配布サイトへの誘導ソースを仕込まれた形跡などはは見つかっていないそうです。サイトの閉鎖は「万全を期すため」に行っています。
KADOKAWAのサーバは今年に入ってすぐの1月中旬にも一度狙われた事があり、その際は、オンラインバンキングなどの情報を盗み出すトロイの木馬「Infostealer.Torpplar」が仕込まれました。一度やられた事もあって、今回の対応はとても慎重かつ敏感になっているようです。
今回はどのようなアタックによって不正侵入が行われたのかは、まだ発表されていないので、続報を待ちましょう。
それにしても、こうして毎日ニュースを食べ続けていると、セキュリティ関連のニュースは思った以上に多いなぁと思います。特に意識しなくとも、ニュースサイトのトップページには毎週のように上がっている事に気付きます。
攻める側も守る側も日々進化していて、これからも、いたちごっこのような構図は続くのだとは思いますが、これから先、セキュリティに関する需要と関心は今後ますます高まっていきそうです。