いーとてくのろじ

It is IT news out of curiosity.

山手線アプリにドコモの音波チェックイン「Air Stamp」採用

このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリーをはてなブックマークに追加

記事を読む前にポチ・ポチッと応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 ニュースブログ ITニュースへ

JR東日本はスマホアプリに人間には聞こえない音波を使ってチェックイン機能を組み込める「Air Stamp」の提供を始めます。JR東日本が3月10日にリリース予定の公式アプリで採用し、山手線向け情報サービスに活用されます。

f:id:aiza_wai:20140306082955j:plain

「Air Stamp」はドコモが提供する「人間の耳には聞こえない音波を発する装置」と、スマートフォンマイクを活用します。現在、山手線の車両にこの音波発生装置が置かれる事になります。乗客の乗車位置や区間に合わせ、停車駅の情報や各号車の混雑状況・車内温度まで分かるサービス「山手線トレインネット」で活用されることになります。

この仕組みは、ドコモが昨年の9月に開始したO2O(Online to Offline)サービス「ショッぷらっと」で培った、音波技術によるチェックイン機能をソリューションとして外販しているものです。

ドコモが提供する音波装置、アプリ開発のSDK、認証サーバ利用環境を使うことで、音波を使った独自のチェックインサービスを構築する事ができます。

アプリを起動すると自動的にマイクがオンとなり、音波信号を受け取り対応アプリが読み取ることで、その場にチェックインできる仕組みだそうです。

 

f:id:aiza_wai:20140306082053j:plain

 

音波は壁を通り抜けないため、隣接エリアなどでの誤チェックインを防止できるメリットがあります。また、独自の認証技術により録音などによる不正チェックインを防止できるそうです。

この「Air Stamp」は端末にマイクがあれば基本的に利用でき、ドコモ端末に限らずAndroid 2.1以降/iOS 5.0以降で広く対応可能だそうです。

Appleが提供する「iBeacon」などもそうですが、このようなO2Oサービスのテクノロジーはどんどん進化しつつあるので、今後が楽しみなところです。